神戸ナマナクラブの歩み
2004年12月、マダガスカルから神戸大に留学中のラザフィマヘファ・イヴハシナ・フィザラさんの呼びかけに
応えて、マダガスカルの白血病の少女ファネンジちゃんを救う募金活動を始めた。
しかし、活動を始めた直後、ファネンジちゃんは短い生涯を終えてしまう。。
その後、イヴさんとの交流は続き、メンバーが彼の出身地である、首都近郊のタンジュンバトゥ市を訪れたところ、
消防車や消火のための資材が不足していることを知り、2005年夏、日本で廃車になった消防ポンプ車を、
現地に送る活動を開始
募金は目標額に達し、中古消防車は2005年10月に現地に陸揚げされた。
寄贈されたポンプ車は、首都アンタナナリブ近郊のタンジュンバトゥ消防署に配属され、様々な消防活動に活躍
2005年10月から1年間に108回出動した。
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2007年3月には、マダガスカルをおそったサイクロンの災害救援募金に取り組む。
2007年、2008年、2010年、2011年、2012年、2013年、の神戸国際交流フェアーに出展。
2008年 紙芝居をマダガスカル語に翻訳し、メンバーが現地へ持って行き演じる。。
コミュニティライブラリー創設のための準備を行なう。
2009年 自治体国際協力促進事業の助成を得て、マダガスカル共和国における「コミュニティ・ライブラリー
(ミニ図書館)」事業を現地で運営するためのスタッフを日本に招聘し、日本の小さな図書館の運営方法、
小学校での図書活動、 絵本の読み聞かせ方法などを見学、研修してもらった。
日本で発行されている絵本をマダガスカル語に翻訳し寄贈。
2010年 昨年の継続事業として、寄贈した図書が有効に活用されているかの確認と、現地での「コミュニティライブラリー」
としてのアンチラベ市の小学校の図書室整備を行った。
昨年度に引き続き翻訳絵本を寄贈し、新たにアンタナナリブ市の小学校1校とJICAマダガスカルの教員養成員
に翻訳絵本を寄贈した。
2011年 上記2校の小学校を訪れ、図書館創設の小学校では図書の時間がカリキュラムに組み込まれるなど、
翻訳絵本が想像以上に有効活用され大切に使われていることを確認した。
生徒数も多いので、今後も絵本を贈り続けてほしいという要望があり、引き続きこれらの小学校に
翻訳絵本を寄贈している。。
新たに翻訳絵本を希望しているチルヌマンディティ市の小学校を訪れ、この学校の事情を聞く。
2012年 住友商事(株)協力による翻訳絵本の寄贈
・アンブディニスティ小学校(アンタナナリブ)
・ベマスアンドゥル小学校(アンチラベ)
・アンカディナカンガ小学校(チルヌマンディテイ)
上記3校に60冊すつ計180冊、翻訳絵本を寄贈する
新たに翻訳絵本を寄贈したアンカディナカンガ小学校から日本の小学校との交流希望があり
神戸市教育委員会の紹介で神戸市立ひよどり台小学校5年生児童との交流が決まる。
これに伴い、ひよどり台小学校児童を対象にマダガスカルを知ってもらうための講演会を開催した。
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